ヤマハ製アバングランド

アバングランドとは、ヤマハが開発したハイブリッドピアノのブランド名です。アバングランドは、アコースティックピアノと同様の鍵盤アクションと木製鍵盤を持ちながら、デジタルピアノのように音源や音響技術を備えています。これにより、グランドピアノさながらの演奏感と豊かな表現力を実現しています。

当店で対応可能な機種

当店で対応可能なアバングランドの機種は次のとおりです。
調整」、「修理」をご希望の際はお気軽にお問い合わせください。

# 機種名 発売元 発売日
1 N1 ヤマハ 2011年10月1日
2 N1X ヤマハ 2019年3月5日
3 N2 ヤマハ 2009年7月15日
4 N3 ヤマハ 2009年5月15日
5 N3X ヤマハ 2016年11月1日
6 NU1 ヤマハ 2012年9月20日
7 NU1X ヤマハ 2017年10月24日
8 NU1XPBW ヤマハ 2017年10月24日

修理料金について

修理料金については次のようになります。

修理出張料金=技術料金+部品代料金+出張料金

技術料: 診断・故障箇所の修理及び部品交換・調整・修理完了時の点検などの作業にかかる費用。
部品代: 修理に使用した部品及び補助材料代。
出張料: 横浜市・川崎市・東京23区は¥3,500(税別)、その他の神奈川県・東京都は別途でご案内いたします。

修理料金(目安)
時々大きな音が出る 20,000 ~ 30,000
ペダルを踏んでも音が伸びない 15,000 ~ 20,000
鍵盤の動きが悪い 15,000 ~ 25,000
鍵盤を弾くとカチカチと音がする 15,000 ~ 25,000
電源が入らない 10,000 ~ 30,000
音が出ない 20,000 ~ 35,000
音が出ない(一部の鍵盤のみ) 15,000 ~ 25,000

出張修理・調律対応地域

横浜市を中心に東京都/神奈川県全域となっています。
お問い合わせ・アバングランドのご相談

よくある故障内容

ピアノは繊細な楽器であり、様々な故障が発生する可能性があります。以下は、よく見られる故障内容とその原因です。

鍵盤の戻りが悪い
鍵盤やアクションのクロスの膨張、鍵盤の隙間にものが挟まる、鍵盤の木口が口棒に引っかかるなどの原因が考えられます。
鍵盤を分解して清掃し、必要に応じてバランスピンやクロスを調整または交換します。
トリルで発音しにくい
キーセンサーやハンマーセンサーの不良、キーやハンマーの調整が必要、またはハンマーとアクションが適切でない可能性があります。
ピアノの内部清掃、アクション部分の調整、光センサーの調整、必要ならば部品の交換を行います。
弱く引いたのに大きな音が出る
ハンマーの調整が不適切、ハンマーの構造的な問題、フェルトの摩耗などが考えられます。
ピアノの内部清掃、アクション部分の調整、光センサーの調整、必要ならば部品の交換を行います。
電源が入らない
電源コードの切断、電源スイッチの故障、電源供給系統の問題が考えられます。
電源コードや配線の確認、必要ならば交換、電源ユニットの修理または交換が必要を行います。
音が出ない
鍵盤やセンサーの不良や故障、アンプ系統の故障などが考えられます。
内部部品の点検と修理、必要ならば部品の交換、配線の確認と修理を行います。
鍵盤から異音が鳴る
鍵盤の緩み、鍵盤と鍵盤の間に異物が挟まっている、または鍵盤の調整が必要な場合があります。
鍵盤部品の点検、キータッチ調整、ハンマーとの干渉を調整することで解決できます。
ペダルの効きが悪い
ペダルの連結部分の緩み、ペダルの調整が必要、ペダルのセンサーの摩耗などが考えられます。
ペダル連結部の点検と調整、突き上げ棒の調整、ペダルセンサーの修理または交換を行います。