ピアノ調律
どのピアノにも、その楽器ならではの個性があります。株式会社ピアノアートでは、お客様のご希望をお伺いしながら、温度や湿度、部品の経年変化や磨耗による音律の劣化を調整し、より心地よい響きとなるよう丁寧に調律いたします。
ピアノを調律する合図
ピアノは電気製品とは異なり、木や羊毛などの天然素材を多く使っています。そのため、季節ごとの温度や湿度など、周囲の環境によって音程や響きが変化しやすい楽器です。例えば、音が「うなっている」ように感じたり、「響きが強すぎる」または「揺れるようなビブラート感」が気になる場合は、それが調律のタイミングを知らせるサインかもしれません。
調律料金
各種ピアノの調律料金の目安をご案内します。
| ピアノの種類 | 調律料金 |
|---|---|
| アップライトピアノ | 15,400 |
| YAMAHA CP60・70・80 | 15,400 |
| グランドピアノ | 17,600 |
| C7 グランドピアノ | 18,700 |
| フルコンサートグランドピアノ | 24,200 |
お支払い方法
当日の調律作業終了後、「現金のみ」でのお支払いをお願いしております。
前回調律年による追加料金
長期間調律を行っていない場合は、前回調律年に応じて以下の目安で追加料金を頂戴いたします。
| 前回調律年 | 追加料金 |
|---|---|
| 2~5年前 | 1,100~4,400 |
| 5~10年前 | 4,400~9,900 |
| 10年以上 | 9,900 |
出張料金について
「東京都・神奈川県」の出張費は1100円~2200円になります。
無料出張対応エリア
下記の地域については、出張料金が無料になります。
| 都道府県 | 出張料無料の地域 |
|---|---|
| 東京都 |
|
| 神奈川県 |
|
駐車料金のご負担をいただく場合があります。
ハイブリッドピアノの調整も承ります
よくある質問
- 調律はどれくらいの頻度がいいですか?
-
一般のご家庭の場合、ピアノの調律は年に1回が目安です。
ただし、長期間調律を行っていない場合は、使用していなくても音程が大きくずれていることがあります。そのため、久しぶりに調律を行った直後は音程が不安定になりやすく、再び音が狂いやすい状態です。 このような場合は、1年を待たずに半年後、場合によっては3ヵ月後に追加の調律をしていただくことをおすすめしています。 また、頻繁にピアノを演奏される方や、音の違いに敏感な方は、年2回程度の調律を推奨します。 - なぜピアノの音は狂うのでしょうか?
-
ピアノの音が狂ってしまう理由はいくつかありますが、ご使用状況や設置場所の環境によっても異なります。
ピアノの弦は鉄でできており、室内や季節による温度変化に応じて少し伸び縮みします。また、弦1本につき約70kg~90kgもの張力がかかっているため、まったく弾いていなくても徐々に音が狂ってしまいます。
ちなみに、ほとんどのピアノは88鍵ですが、実際に張られている弦の数は約230本です。 1本あたり70kg~90kgの張力が230本分集まると、ピアノ全体で約20トンもの力がかかります。これは電車1車両分の重さに相当します。つまり、常にその強大な力で弦が引っ張られていますので、ピアノを演奏していなくても、少しずつ音は狂っていくのです。
ピアノの調律は、つい忘れがちですが、ギターやベース、ヴァイオリンなどの弦楽器を思い浮かべてみてください。ほとんどの場合、演奏するたびにチューニングをしますよね。ピアノも弦楽器の仲間なので、そこまで頻繁でなくても、最低でも1年に1回程度の調律が必要です。コンサートなどでは、ピアノも使用のたびに調律が行われています。
- 調律をするのに一番良い時期は?
- ピアノの調律は、特定の季節が良いということはありません。梅雨の時期(6月)を避ける必要も特にありませんので、ご安心ください。 季節に関わらず、一番大切なのは「定期的に調律すること」です。 例えば、毎年1回の調律でも10年、20年、30年と継続されているピアノは、音が安定しています。ピアノの調律は、1年・半年・3ヵ月などの周期で、継続して行うことが何よりも重要です。
- ピアノを磨く場合、何を使用すれば良いですか?
- 除光液やアルコールは絶対に使わないでください。 ネルクロスなど、目が細かく柔らかい布を使いましょう。 艶出しの鏡面仕上げ塗装の場合は、専用の艶出しクリーナーを。 艶消し仕上げ塗装の場合は、艶消し専用クリーナーや、固く絞った水を使用してください。 特に汚れが気になる場合は、水で薄めた中性洗剤を使い、同様に固く絞って拭いてください。 専用クリーナーは楽器店やオンラインショップでも購入できます。